和歌山市にある和歌浦は、自然と歴史が調和する美しい景勝地として人気のスポット。
大阪からは電車と路線バスで片道約2時間。
乗り換えが少ないので、車が無くても関西圏からアクセス良好。
和歌浦に到着してからは様々なスポットを徒歩で観光できます。
本記事では2024年7月に行ってきた和歌浦の半日観光プランを紹介。
海鮮市場や歴史のある神社などを巡ります。
各観光スポットの所要時間を記載しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
- 和歌浦観光プランを検討中
- レンタカーや車なしで和歌浦を観光したい
- 和歌浦の観光スポットの所要時間が知りたい
和歌浦観光プランの全貌
まずは観光プラン全体の流れです。
- JR和歌山駅から
路線バス 約25~40分間乗車 - 南海和歌山市駅から
路線バス 約15~25分間乗車
- それぞれ路線により所要時間は異なる
約4分 徒歩移動
- 土日祝10:00~14:00のみ営業
所要時間60分
約10分 徒歩移動
所要時間45分
約5分 徒歩移動
所要時間45分
約5分 徒歩移動
所要時間15分
約20分 徒歩移動
蓬莱岩停留所から路線バスで帰路or宿泊施設へ
それでは、旅の様子を詳しく紹介していきます!
観光スタート
どこからでもアクセスしやすいJR和歌山駅、もしくは南海和歌山市駅から観光をスタートします。
個人的には路線バスの
所要時間が短いので、
南海和歌山市駅からの
スタートがおすすめです!
まずは海鮮ランチを食べるべく、路線バスで「おっとっと広場」に向かいます。
おっとっと広場の最寄りは「新和歌浦停留所」。
新和歌浦停留所で停車する路線バスの系統は複数あり、所要時間が異なります。
予め時刻表を検索しておくのがおすすめです。
新和歌浦停留所
新和歌浦停留所で下車したら「おっとっと広場」は道路渡ってすぐ。
おっとっと広場で海鮮ランチ
「おっとっと広場」では新鮮な海鮮丼やお刺身がお手頃価格で楽しめます。
営業が土日祝10:00~14:00のみなのでご注意ください。
こちらのおっとっと広場、和歌浦観光スポットの中でとっておきの場所。
ブログに書き起こすと長文になってしまいました。
店内の雰囲気など詳しくは別記事 ↓ に掲載しているのでご覧ください。
- 所要時間60分
※混雑具合により異なる - 営業時間
- 土日祝10:00~14:00のみ営業
- 2024年8月時点の情報です。
和歌浦天満宮の見どころ
続いて和歌浦天満宮へ。
先ほどのおっとっと広場から徒歩約10分です。
目の前にコインパーキングがあります。
和歌浦天満宮は、大宰府天満宮・北野天満宮とともに日本の代表的な天満宮であり、重要文化財です。
学問の神様である菅原道真が祀られています。
石段
和歌浦天満宮は天神山の中腹に位置するため、石段を上ります。
石段の先に楼門が見えます。
7月の晴天の日でどこにも日陰が見当たりません。
コインパーキング付近にある自動販売機で冷えた飲料を購入し、いざ石段へ…!
石段は急なのか微妙な高さなのか、少々上りにくさを感じます。
そして予想通りめちゃくちゃ暑い。
暑さのせいか他に訪れる方をほぼ見掛けませんでした。
少し石段を上ったところで日陰の迂回ルート発見!
こちらから向かうことにします。
石段は迂回ルートの方が
緩やかになっています!
迂回ルートの途中にお手洗いがありました。
楼門
石段を上り始めて5分程で和歌浦天満宮の楼門に到着。
街並みや和歌浦湾が絶景~!
ありがたいことに楼門にはベンチが置かれています。
絶景を楽しみながら吹き抜ける風を浴びてしばしクールダウン。
楼門をぼーっと見上げてみました。
狛犬
楼門の両脇にはかわいらしい狛犬が。
遠くに見えるのは片男波海水浴場や和歌山マリーナシティです。
本殿
楼門からすぐの場所に本殿があります。
閉ざされているので内部まで見えません。
学業成就祈願の絵馬
本殿付近には学業成就祈願の絵馬が多数。
壁には絵馬のデザインが。
奉納され飾られている大きなサイズの絵馬。
高津子山(章魚頭姿山)
本殿の参拝を終えた後、更なる石段を発見。
高津子山(章魚頭姿山)へと続く入口になっていました。
脇には涼しげな風鈴やかわいらしいオブジェが。
高津子山(章魚頭姿山)に入山する際の注意書きの看板。
少々ジブリ感ある森の中を進みます。
下の写真の場所でお参りをし、先が見えないので引き返しました。
引き返さずにそのまま道なりに進むと潮騒の小径に合流し、高津子山(章魚頭姿山)の展望台から和歌浦を一望できます。
楼門をくぐって石段を降ります。
紀州東照宮に向かいましょう。
- 所要時間45分
- 開門時間
- 9:00~17:00
- 拝観料
- 無料
- 2024年9月9日時点の情報です。
紀州東照宮の見どころ
和歌浦天満宮から紀州東照宮までは徒歩5分程。
近いのでセットで観光するのがおすすめです。
徳川家の家紋
紀州東照宮の鳥居の傍には家紋がドーン!
徳川家の家紋です。
紀州東照宮は徳川家のゆかりの神社。
徳川家康の十男である紀州藩初代藩主・徳川頼宣によって1621年に創建されました。
徳川家康公を神格化した東照大権現と徳川頼宣が祀られています。
楼門や拝殿、本殿など7棟が国の重要文化財に指定されています。
鳥居の先にある石燈籠が並ぶ参道から厳かな雰囲気が漂います。
石段
紀州東照宮の石段周辺は、先程の和歌浦天満宮より木々が生い茂っています。
石段の数は108段。
毎年5月に行われる伝統的なお祭り「和歌祭」では、神輿を担ぎながらこの石段を下ります。
迫力のある様子をYouTubeで見ることができるので、ご興味がある方はぜひ検索してみてください。
メインの石段は急なので、左手に迂回ルートが用意されていました。
歩く距離は長くなりますが日陰なので夏は迂回ルートがおすすめです。
楼門
紀州東照宮の彩り鮮やかな楼門に到着。
晴れていることもありめちゃくちゃ映えます。
拝観料
紀州東照宮の拝殿や本殿の参拝は拝観料が必要です。
楼門横の社務所で納めます。
拝観料
- 大人 300円
- 小中高生 100円
- 神職・巫女による説明、案内を希望する場合 500円
- 30名以上の団体は1割引
社殿
社殿は拝殿・石の間・本殿がまとめられた権現造り。
紀州東照宮の特徴は社殿が極彩色で絢爛豪華なこと。
左甚五郎の彫刻や狩野派・土佐派の壁画で飾られているためです。
50年の式年ごとに根本修理が行われ、10年、20年の彩色修理などを経て創建当時の姿を維持しているそうです。
写真撮影不可
残念ながら社殿は写真撮影不可。
公式HPで彫刻や壁画の一部を見ることができます。
日光東照宮になぞらえて「紀州の日光」や「関西の日光」とも称される社殿は圧巻。
拝観料が必要ではあるものの、社殿まで参拝するのがおすすめです。
砲弾と権現猿
社殿横にある砲弾と権現猿。
砲弾は日露戦争の時に和歌浦に停泊していた海軍の方が参拝して奉納したそうです。
最初に見た時はどんぐりのオブジェかと思ってしまいました…!
砲弾の前にたくさん並んでいる小さい像は権現猿。
徳川家康のお遣いの神様だそうで、ご利益があるといわれています。
神輿舎
神輿舎には「和歌祭」で使われる神輿が保管されています。
弁財天社
帰りはメインの石段を下ります。
最後に石段を下り終えてすぐ左手にある、弁財天社へ。
角度によっては池に浮いているように見えます。
- 所要時間45分
- 開門時間
- 9:00~16:30
- 拝観料
- 大人 300円
- 小中高生 100円
- 神職・巫女による説明、案内を希望する場合 500円
- 30名以上の団体は1割引
- 2024年9月9日時点の情報です。
御手洗池公園
和歌浦天満宮・紀州東照宮と隣接する御手洗池公園でひと休み。
遊具は無く、散歩や休憩におすすめです。
遠くに和歌浦天満宮の石段や楼門が見えます。
所々に設置されているベンチ。
池に囲まれた場所にある御手洗公園。
自然豊かで静かなので穏やかな気持ちになりました。
- 所要時間15分
蓬莱岩
続いて蓬莱岩へ。
御手洗池公園から徒歩20分程です。
和歌浦観光遊歩道
おっとっと広場に戻り、裏の道から海沿いを歩きます。
宿泊施設のエピカリスや木村屋の前にある「あじろ浜」を通り抜けます。
エピカリスの立地は
和歌浦観光に最適!
宿泊記をブログにUPしている
ので併せてどうぞ!
あじろ浜を通り抜ける時は靴に砂が入りましたが、それ以外は整備された遊歩道になっていて歩きやすいです。
アートが描かれている場所も。
遊歩道から見る透明度の高い和歌浦湾。
遠くに見えるのは和歌山マリーナシティです。
時折泳ぐ魚が見えましたよ!
遊歩道を少し上から撮った写真。
晴れていると海がキラキラと反射して綺麗です。
蓬莱岩が見えてきました。
萬波リゾート
まず目に入るのは存在感のある「萬波リゾート」。
宿泊だけでなく日帰り入浴(有料・利用時間11:00~15:00)も受け付けている和歌浦で人気の施設です。
蓬莱岩に到着
蓬莱岩は萬波リゾート前の浜辺にあります。
岩の真ん中に穴が開いた珍しい形をしています。
断層のような岩肌。
海に入らなくても蓬莱岩に近づけるよう設けられている足場。
足場は狭いので譲り合いながら。
蓬莱岩に夢中になってスマホを海に落とさないか、足を踏み外さないかヒヤヒヤです(笑)
浜辺から蓬莱岩を撮りました。
夜の遊歩道
夜の遊歩道はロマンチックな雰囲気に。
蓬莱岩から帰路へ
蓬莱岩からすぐの場所にバス停があります。
路線バスの本数は多くありません。
宿泊せず蓬莱岩で観光を終える方は、予め時刻表を確認しておくのがおすすめです。
私はこの日は宿泊したので、翌日に蓬莱岩停留所から路線バスに乗りました。
蓬莱岩停留所からJR和歌山駅に向かう道中、「日本のアマルフィ」と話題の雑賀崎を少しだけ見ることができました。
おわりに
海鮮グルメや歴史・自然が楽しめる和歌浦観光いかがでしたか?
今回の旅で和歌浦をめちゃくちゃ気に入った私。
今度は紀州東照宮や和歌浦天満宮がある山から高津子山展望台、そして雑賀崎まで歩いて観光したいと考えています。
実現したらまた記事をUPしますね!
素敵な和歌浦観光に
なりますように!
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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