最近、ホテル予約時に<オールインクルーシブ>を謳うプランをよく見かけるようになりました。
オールインクルーシブとは、宿泊料金に食事やスパ、アクティビティが含まれているプランを指します。
チェックイン後は、追加料金を気にせず、ライフスタイルに合わせた滞在が楽しめるというわけです。
2024年12月中旬、そんな流行りのオールインクルーシブを体験すべく、『グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ』に1泊してきました(以下、「グランドメルキュール琵琶湖」と略します)。
この記事では、主に
- クラシックツインの客室
- ラウンジ体験談
- 温泉ラウンジ体験談
- 周辺で観光した場所
について紹介します。
食事(バイキング)編は
別記事で紹介しますね!
グランドメルキュールとは?
グランドメルキュールは、アコー(Accor)が展開するフランス発のホテルブランド。
世界各地で地域文化を反映した上質なサービスを提供しています。
日本では2024年4月、DAIWA ROYAL HOTEL(大和リゾート株式会社)を、アコー(Accor)が『グランドメルキュール』と『メルキュール』にリブランドすることで、初めて開業しました。
日本で『グランドメルキュール』として開業したホテルは全部で12軒(2024年12月17日時点)。
その中でも『グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ』では、琵琶湖の美しい景観や長浜太閤温泉が楽しめ、ゆったりした時間を過ごすことができます。
そして、車が無くても長浜駅が徒歩圏内で嬉しい!
琵琶湖が見えるホテル、
長浜旅行にいかがですか?
外観
2024年4月開業ではあるものの、リブランドなので建物の外観に新しさはあまり感じません。
ですが、ホテル内は清掃が行き届いており、快適に過ごせましたよ~!
それでは中に入りましょう!
ロビー
広々としたロビーには、12月らしいクリスマスツリーが。
平日16時頃ですが、チェックインは6組待ち。
丁寧に説明して下さることもあり、並んでからチェックイン手続きを終えるまでに約15分要しました。
ただ、チェックアウトはカードキーをBOXに返却するだけなのでスムーズです(清算がある方を除く)。
ラウンジへ
手荷物がコンパクトだったので、チェックイン手続き後そのままラウンジへ。
早速オールインクルーシブを
堪能したいと思います!
↓ 人がいない時間帯に撮ったラウンジの様子です。
窓際の席やテラス席から琵琶湖が見えます~!
ただ、冬のテラス席は寒いので、どれだけラウンジが混雑していようと、誰も利用していませんでした。
営業時間
ラウンジの営業は1日2回あります。
- ウェルカムラウンジ
- 15:00~18:00
- ビール提供あり
- ナイトキャップ
- 21:00~23:00
- ビール提供なし
- ウォッカやジン、漬け込み酒、焼酎などお酒の種類豊富
ビールの提供はウェルカムラウンジ営業のみ。
一方、ナイトキャップ営業は、ビールを除くお酒の種類が多いです。
- お菓子
- おつまみ菓子
- ソフトドリンク
- コーヒー類
は、どちらの時間帯でも提供がありました。
- 2024年12月19日時点の情報
ウェルカムラウンジ
ウェルカムラウンジ営業中の16時15分。
かなりの座席が用意されているものの、ほぼ満席。
タイミング良く空いた座席にて、スパークリングワインで乾杯!
こちらのスパークリングワイン、なんと生樽ワインです。
赤ワイン&白ワインもあります。
ビールやハイボール、レモンサワーも飲み放題!
お酒好きには
堪らないですね!
ソフトドリンクやコーヒーマシン、紅茶ティーバッグがあるので、お酒を飲まなくても楽しめます。
そして充実のお菓子。
豪華夕食バイキングを控えているので、食べ過ぎに注意しつつ…いただきます!
クッキーやグミ、ラムネがあるので、お子さまも喜ぶこと間違いなし。
『落花おとし』はホテルの売店で売っていましたよ。
お酒にソフトドリンク、お菓子、全てオールインクルーシブなので心置きなく楽しめるラウンジ、最高です!
最後はセルフで飲み残しやゴミを処理します。
ナイトキャップ
続いて、ラウンジの『ナイトキャップ』をご紹介。
<入浴 → 夕食バイキング → 入浴 → 卓球> を楽しみ、「後は寝るだけ!」という状態でレッツゴー!
ナイトキャップ営業時間は21:00~23:00。
ウェルカムラウンジ営業より座席を確保しやすかったです。
また、営業時間が遅いためか、私が訪れた時はお子さまを見掛けませんでした。
ナイトキャップでは、生樽ワインやソフトドリンク、コーヒー、紅茶ティーバッグ、お菓子がウェルカムラウンジ営業と同様に提供されています。
加えて、漬け込み酒やジン、ウォッカ、焼酎などがあり、ナイトキャップで提供されるお酒は種類が豊富。
なぜかビールだけはナイトキャップで提供されませんでした。
暗めの照明で良い雰囲気。
お酒が弱い私は、色んなものを少しずつ楽しみました。
続いて客室を紹介します~!
クラシックツイン レイクビュー
宿泊したのは『クラシックツイン レイクビュー』です。
36㎡あるので、2~3人は十分な広さかと。
落ち着いた色合いの家具。
出入口周辺やクローゼットは、ゆとりある設計です。
バスルーム
ホテル内に大浴場があるので、バスルームは一般的なユニットバス。
トイレは洗浄機付きですが、ずいぶん古い型でした。
眺望
客室からの眺望は、日の出直後が1番素敵に見えました。
左に琵琶湖、右に長浜城が見えます。
夜の長浜城はライトアップされていましたよ。
ちなみに、窓には「琵琶湖に小さな虫がいるため、開けないように」という旨の注意書きがあったので、開けませんでした。
アメニティ
客室のアメニティ一覧です。
浴衣(大人用フリーサイズ)/羽織/帯/スリッパ(大人用・子供用)/インバスアメニティ(シャンプー/コンディショナー/バスジェル/ハンドソープ)/バスタオル/フェイスタオル/ハンドタオル/バスマット/洗面用コップ/ケトル/ティーバック緑茶/ティーバックほうじ茶/アメニティ(歯ブラシ・歯磨き粉)/ハンガー/靴ベラ/洋服ブラシ/消臭スプレー/ジュードバック/時計/客室ゴミ箱/バスルームゴミ箱/サニタリー/ティッシュ/マグカップ/ティーパック置き/フリーカップ/ミネラルウォーター/ドライヤー/DDカード
クラシックルーム:シングルベッド2台、レイクビュー – グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ【公式】|Grand Mercure Lake Biwa Resort & Spa
浴衣(ナイトウェア)
大人用の浴衣は客室にあります。
↓ の写真は、グランドメルキュール淡路島で撮ったものですが、同じものでした。
お子さま用の浴衣はフロント横から取ります。
Sサイズは90~120㎝、Mサイズは120~140㎝と幅広いサイズに対応しています。
アメニティのコーム(櫛)、コットンセットは ↑ の棚上に。
カミソリはフロントに声掛けが必要です。
ミネラルウォーター
客室にミネラルウォーターが用意されていて、ありがたい。
お茶・コーヒー類
ラウンジの飲み物は客室に持ち込めません。
客室にある緑茶とほうじ茶のティーバッグが重宝します。
スリッパ
スリッパは使い捨てではありませんが、バイキング会場などに履いて行くことができます。
その他の客室設備
客室の設備について、更に詳しく紹介します。
ベッドサイド
ベッドサイドに便利なコンセント口と照明スイッチがあります。
設定した覚えが無いのですが、朝7時に目覚まし時計が鳴ってびっくりしました(笑)
冷蔵庫
空の冷蔵庫は容量大き目。
睡眠中の物音に敏感な私。
かすかな冷蔵庫の稼働音が気になり、就寝中はOFFにしました。
セーフティボックス(金庫)
金庫は鍵式なので、紛失注意です。
金庫の上の棚は荷物置きになっています。
テレビ
ベッドから見やすい位置にあるテレビ。
ドライヤー
大浴場の脱衣所のドライヤーが混雑している時は、客室のものを使いました。
タオル掛け
滞在中に大浴場を3回利用。
タオル掛けがありがたい!
空気清浄機・加湿器
客室に空気清浄機や加湿器はありません。
就寝中にかなり乾燥を感じたので、レンタル品の加湿器を依頼すれば良かったな~と思いました。
大浴場
大浴場は、ホテル1階のロビーの奥にあります。
入口でカードキーをかざす必要があります。
そして、客室からタオルの持参をお忘れなく。
大浴場では、
- 内湯
- 露天岩風呂(温泉)
- サウナ
- 温泉ラウンジ
を楽しむことができます。
大浴場はホテルの中でも特に綺麗で、新しい場所のように感じました!
- 鍵付きロッカー
- 化粧水(雪肌精)
- 乳液(雪肌精)
- クレンジング(雪肌精)
- 洗顔ソープ
基礎化粧品のほとんどが
雪肌精で嬉しい!
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
- 洗顔ソープ
露天岩風呂は、長浜城跡に湧出する長浜太閤温泉。
空気に触れると錆色に変化するそうです。
岩風呂なので温泉の色はあまり分かりませんでしたが、適温でお気に入り。
冬の露天風呂は、一瞬めちゃくちゃ寒い外を歩かなくてはいけませんが、浸かっている時の幸福感がはんぱじゃないですよね。
温泉ラウンジ
湯上がりは温泉ラウンジへ。
お隣のスペースでは、たくさんの座り心地の良い椅子が並び、ヒーリングミュージックが流れています。
温泉ラウンジでは、お水とティーバッグのお茶が大浴場営業中いつでも楽しめました。
更にビネガードリンク(2種類)が15:00~23:00、甘酒が20:00~22:00に提供されました。
ビネガードリンクは少し酸っぱいフルーツジュースのような感じで飲みやすかったです。
甘酒
そしてこちらが 20:00~22:00 限定で提供される甘酒。
温かく優しい甘みにほっこり。
毎日2時間だけの提供ですが、ぜひ飲んでみてください。
こちらの甘酒が気に入ったら、ホテルの売店に売っていましたよ~!
- 大浴場
- 午後15:00~23:00
(最終入場22:30) - 午前6:00~10:00
(最終入場9:30)
- 午後15:00~23:00
- 温泉ラウンジ
- 15:00~23:00
- 2024年12月19日時点の情報
リラクゼーション
ホテル1階にリラクゼーションスペースがありましたが、私が宿泊した時は営業していませんでした。
「次は〇〇月〇〇日営業です」と書かれた看板が置かれていたので、不定休と思われます。
その他の館内設備
売店
売店の営業時間は、16:30~21:00。
チェックアウト時は営業していないので注意です。
ひこにゃん関連や地酒、佃煮など滋賀のお土産品が多数。
見るだけでも楽しいですよ。
自動販売機
自動販売機は1階エレベーター横にありました。
卓球ルーム
卓球台が2台。
フロントで予約する必要なく、空いていれば利用できます(1グループ30分の利用・無料)。
自宅に自分のラケットを持っているほど卓球が大好きなので、めっちゃ嬉しい~!
30分間しっかり楽しみました。
朝7時から利用OK
とのことです!
ボードゲーム
なにやら初めて見るボードゲーム台が。
彦根の伝統遊戯『カロム』だそう。
傍に置かれたテレビでルールが放映されていました。
コインランドリー
こちらは1階にあるコインランドリー(有料)。
洗濯と乾燥 600円(120分)
洗濯のみ 400円(35分)
乾燥のみ 100円(30分)
- 2024年12月19日時点の情報
喫煙所
ホテル内は禁煙です。
喫煙所は2階の夕食&朝食会場近くにあります。
プール
夏季はプール(1泊につき1回・無料)で泳げます。
営業期間中には、ゆったり寛げるラウンジャーなどがプールサイドに用意されます。
基本情報
チェックイン・アウト時間
- チェックイン 15:00~
- チェックアウト ~11:00
- 宿泊プランで時間の設定がある場合はそちらが優先。
アクセス
- 長浜駅から(西出口)徒歩約10分
or - 長浜駅西口 ↔ ホテル間の無料送迎バス
(予約不要)- 長浜駅西口発 15:20、15:40、16:20、16:40、17:20
- ホテル発 9:10、9:40、10:10、10:40、11:10、15:00、15:50、17:00
- 2024年12月19日時点の情報
ホテルの住所
〒526-0066
滋賀県長浜市大島町38
荷物預け
1階ロビーに、ダイヤル式のロッカーがありました。
周辺の観光スポット
長浜城(長浜城歴史博物館)
ホテルから『長浜城』まで徒歩約5分で行けます。
昭和58年(1983)に安土桃山時代の城郭を復元された長浜城は、内部が歴史博物館になっています。
黒壁スクエア
ホテルから『黒壁スクエア』まで徒歩約20分。
明治時代から多くの建物が残る黒壁スクエアでは、レトロな町並みが楽しめます。
レトロな建物はお土産店やカフェ、レストランになっており、中でも滋賀県の湖北地域が主な郷土料理『鯖そうめん』が絶品でした。
↑ の鯖そうめんは『翼果楼(よかろう)』という名前のお店で食べたものです。
竹生島
琵琶湖のパワースポット『竹生島』。
琵琶湖北部にある無人島です。
ホテルから長浜港の乗り場まで徒歩約10分だったので、アクセスしやすかったです。
おわりに
『グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ』いかがでしたか?
車が無くても駅チカ&琵琶湖が見渡せるホテルでおすすめです。
オールインクルーシブで追加料金の心配がないので、友人同士の旅で心置きなく過ごせました。
お酒に弱いので量はあまり飲めませんでしたが、少しずつ色々な種類を楽しめたのが嬉しかったです。
そして、豪華バイキングをたらふく食べたので、満足度の高い滞在でした。
そんな豪華バイキングの紹介記事は現在執筆中!
少々お待ちください。
素敵な滋賀旅行に
なりますように!
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
- 掲載の情報は2024年12月時点のものです。
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