2024年4月、長崎市内を車なしで2日間観光しました。
この記事では3時間かけて徒歩で巡った、長崎・南山手エリアの観光スポットについて紹介します。
ガイドブックを見てみると、長崎市は魅力的な観光スポットが盛りだくさん。
行き当たりばったりの旅も楽しいですが、長崎市内観光はスポット同士が近いので計画的にまわるのがおすすめ!
今回しっかりコースを考えていたおかげで、とても充実した南山手エリア観光となりました。
各スポットのまわり方・所要時間・感想を、これからの長崎観光にどうぞお役立てください。
グラバー園については
長文なので別記事で
用意しています!
- 長崎市内の観光プランを検討中
- レンタカーや車なしで長崎市内を観光したい
コースまとめ
まずは徒歩で巡った、南山手エリアの3時間観光コースを簡潔にまとめたものを紹介します。
各スポットについての詳細は後ほどお伝えします。
路線バスや路面電車「石橋」下車が便利
- 所要時間5分
※階段が辛い場合は、グラバースカイロードの利用を!
- 所要時間15分
南山手レストハウスを出て → 徒歩5分 → グラバー園・第2ゲートへ
- 所要時間60分(~90分)
グラバー園(第1ゲート)を出て → 徒歩2分 → 大浦天主堂へ
- 所要時間45分(~60分)
大浦天主堂を出て → 徒歩2分 → 祈りの三角ゾーンへ
- 所要時間5分
祈りの三角ゾーンから → 徒歩5分 → 祈念坂へ
- 所要時間10分
祈念坂から → 徒歩4分 → グラバースカイロードへ
- 所要時間5分
参考にしたガイドブック
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徒歩ルート
今回の観光は、路面電車や路線バスを〔石橋〕で下車してスタートするのがおすすめです。
下車したあとの詳しい徒歩ルートはこちら☟
坂道や階段が多いので
スニーカーだと安心。
それでは、各スポットについて詳しく紹介していきます!
相生地獄坂
路面電車や路線バスを「石橋」で下車したあと、鎌田鮮魚店横の路地から相生地獄坂に向かいます。
路地を進むと出てくる下の写真の分岐では、左に進んでください。
先ほどの分岐を左に曲がるとすぐ、相生地獄坂の入口に到着。
看板には「相生地獄坂(体力づくり坂)」と書かれています。
地獄坂、体力づくり…なかなかのパワーワード(笑)
「どれだけきついんだろう?」と不安になりつつ、早速上っていきます!
名前に「坂」と付いていますが、ひたすら階段でした。先が見えない…!
今回の南山手エリアの観光前に、東山手地区の洋館や長崎孔子廟を訪れてオランダ坂を上りまくっていた私。
相生地獄坂では早々に息が上がってきました。
思わず乗りたくなるグラバースカイロードのエレベーターが左側に。
階段が辛い方や体力を温存したい方は、このグラバースカイロードの利用がおすすめ。
グラバースカイロードは
石橋で下車後、徒歩1分ほどで
乗ることができます!
ひたすら階段だった相生地獄坂。
体感は長かったものの、実際に要した時間は5分ほどでした。
長崎市の地形の特徴は平地が少なく斜面が多いこと。
斜面がある場所で生活するということを少しだけ感じられた気がします。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
- 所要時間5分
南山手レストハウス
相生地獄坂の階段を上り切ると、すぐに「南山手レストハウス」を発見。
とりあえずベンチに倒れ込むように座りました。
目の前の景色から、「結構高いところまで来たんだな~」と実感。
遠くには長崎港が見えます。めちゃくちゃ良い眺め。
訪れたのは4月。吹き抜ける風が爽やかで心地いい。
南山手レストハウスは幕末に建てられたと考えられており、石造りの外壁を持つ居留地初期の住宅です。
南山手レストハウスは、建設当時の旧南山手居留地乙27番にあたりに建てられているため、「南山手乙27番館」とも呼ばれます。
柱は木と石を併用していて珍しいので必見。
- 正面の柱→木製
- 東側の柱→石製
現地でぜひ見比べてみてくださいね!
正面にある木製の柱はこちら☟
南山手レストハウスの建物内は無料で入ることができます。
自動販売機やお手洗い、居留地だった頃を彷彿とさせるような展示物が少しだけありました。
レストハウスという名前から連想するような、カフェや食事が提供されるレストランはありません。
観光プランに組み込む際は「観光スポット」というよりも、「休憩に少し立ち寄る場所」という認識が良いかな、と思いました。
- 所要時間15分
- 営業時間 9:00~17:00
- 料金 無料
- 定休日 12/29~1/3
グラバー園
グラバー園は別記事で紹介しています。
南山手レストハウスの後にグラバー園を訪れるなら、第2ゲートからの入園が近いのでおすすめです。
大浦天主堂
グラバー園の観光後は第1ゲートから出ましょう。
徒歩1~2分で大浦天主堂に到着。
大浦天主堂は国内現存最古の教会として知られています。
2018年ユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産に含まれており、国宝でもあります。
窓口で拝観料を払うと、15ページほどのパンフレットを貰えました。
自宅で大切に保管しています。
大浦天主堂に入る前に、敷地内にあるキリスト信者発見100周年記念碑に立ち寄りました。
趣のある階段や大浦天主堂の外観の写真です。
そして、いざ、大浦天主堂の真正面へ。
迫力がすごい…!
大浦天主堂内に足を踏み入れると、グラバー坂の賑やかな喧騒から一変、厳かな雰囲気に。
教会なので拝観時にはいくつか注意点があります。
- 大浦天主堂内は撮影禁止
- 携帯電話はマナーモードに
- 静かに拝観する
- 帽子は脱ぐ
- 過度な露出のある服装は控える
大浦天主堂内では、色鮮やかに輝くステンドグラス・祭壇・絵画が見学できます。
ステンドグラスに差し込む優しい光が、白い天井や壁に彩りをもたらしてとっても綺麗。
大浦天主堂に関する詳しい知識がなくて大丈夫。
日本語で、大浦天主堂やキリシタンに関する音声案内が随時流れていました。
私もパンフレット片手に、椅子に座りながらじっくり聴いて理解を深めました。
キリシタン博物館
続いて、キリシタン博物館へ。
大浦天主堂の同じ敷地内にあるキリシタン資料館では、隠れキリシタンの生活や信仰に関する資料が多数展示されています。
隠れキリシタンが使ったとされる、パッと見ただけでは分からないマリア像が印象的でした。
パネルを用いた説明が多いので、じっくり読むと所要時間は上乗せが必要かと思います。
大浦天主堂内と同様にキリシタン博物館内も撮影禁止です。
- 所要時間45分(~60分)
- 営業時間 3月~10月 8:30~18:00(拝観受付・最終入場は17:30まで)
11月~2月 8:30~17:30(拝観受付・最終入場は17:00まで) - オラショの店(売店)
- 営業時間 10:00~16:00
- 定休日 毎週月曜日
- 拝観料 大人1000円、中高生400円、小学生300円(大浦天主堂キリシタン博物館の入館料含む)
別途、団体など割引料金あり - 休館日 教会行事により休館する場合あり
- 2024年4月時点の情報
祈りの三角ゾーン
祈りの三角ゾーンは、神社・教会・お寺を1枚の写真に収めることができる珍しい場所。
- 左・・・大浦諏訪神社、
- 真ん中の緑の三角屋根・・・大浦天主堂
- 右・・・妙行寺
なんだかパワーを
感じる気がする…!
現地では祈りの三角ゾーンについての説明看板があるものの、少々分かりずらい印象。
石畳の道を歩いていると、「ここがもしかして祈りの三角ゾーン!?」と前触れなく気づいたら辿り着いていた感じでした。
大浦天主堂から祈りの三角ゾーンまでは、徒歩2分ほどなので併せてぜひ。
- 所要時間5分
祈念坂
続いて祈念坂へ。
右側に写っているのは大浦天主堂です。
階段だったり、坂道だったりします。
映画やドラマ、アニメなど数多く取り上げられてきた祈念坂。
趣のある石畳や坂道に、ロケ地になるのも納得です。
ある程度祈念坂を上って振り返ると、長崎港まで見渡すことができました。
そしてグラバー園に移築・復元されている「旧ウォーカー住宅」が元々あったのは、この祈念坂沿い。
ネット情報によると、当時の表札がまだ残っているそう。
これから訪れる方はぜひ探してみてください。
訪れる前は覚えていたものの、いざ上り始めると夢中になってしまい、私は気づかず素通りしてしまいました…。
- 所要時間10分
グラバースカイロード
祈念坂を上りきると、南山手レストハウスがある場所に。
帰りは行き道と同様の相生地獄坂を下るか、グラバースカイロード(無料)を利用しましょう。
私はグラバースカイロードを
利用しました!
南山手レストハウスからすぐの、グラバースカイロード・垂直エレベーターで下降します。
ここの眺めがまた良い~!
垂直エレベーターを降り、お次はグラバースカイロード乗り場へ。
最上階である5階から乗り込むことになります。
1階に向かいます。
周辺住民の方が日常使いされているので、途中の階で降りることが可能。
斜行エレベーターに初乗車。
本当に斜めな造りになっていました!
丸くてかわいい窓から色々な眺めが楽しめます。
すぐ通り過ぎるのでタイミング良くパシャリ!
5階から1階まで約2分で移動するので、あっという間に1階に到着しました。
グラバースカイロードの1階で降りてから、路面電車や路線バスの「石橋」までは徒歩1分ほど。
これにて今回の長崎市・南山手エリアの観光は終了です。
- 所要時間5分
- 運行時間 6:00~23:30
- 料金 無料
- 定休日 なし
おわりに
長崎市・南山手エリアいかがでしたか?
計画的に観光して、多くのスポットに訪れることができますように。
素敵な長崎旅行を!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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